ヴェネチア仮面 実演販売

IL TEATRINO - Mascherer Alessandro Callegari -
ヴェネチアから仮面職人をお招きしカーニバルの仮面作製ご覧いただきます。
箱根ガラスの森美術館ミュージアム・ショップでは、ヴェネチアから「イル・テアトリーノ」工房の仮面職人であるアレッサンドロ・カレガリ氏をお招きし、ヴェネチア仮面の実演販売をいたします。
本場ヴェネチアの伝統的な職人技をご覧ください。

会期

2018年12月21日から2019年1月6日(予定)
※毎週水曜日休演

実演販売スケジュール

10:00 〜 12:00
13:00 ~ 15:00
15:30 ~ 17:00
※イベント・企画等により変更となる場合がございます。

ヴェネチア仮面

ヴェニスの仮面は「着ける」のではなく、(纏うことで)あなたが「生かす」のです。

13世紀のヴェニスで仮面をつけることが始まりました。カッリ(狭い通路)や橋、カンピエッリ(小さな広場)は仮面をつけ、貧富の身分差を消し去った、数知れない人々で埋め尽くされました。

ヴェネチアのマスケレリ(仮面職人)は1682年からギルド(同業者組合)を作り、晴朗きわまる所(=ヴェニス共和国)の職人による貴重な各種ハンドクラフト技術を伝承してきました。
実際には16世紀から仮面が、「コメディア・デルアルテ」(伝統的喜劇)の役者のみならず、すべてのヴェネチア社会の人々に、カーニヴァルの時や富裕層の贅沢な催事(時として好色的な催事)や個人的な催事の場で、かぶられていました。
最も典型的な顔は、ペーパーマッシュのマスクに(角が3箇所ある)帽子をかぶり、黒いマントがぴったりな「バウタ」です。 ペーパーマッシュの仮面はハンドメイドで、伝統的な原形を残す価値の高い「貴重品」です。

アレッサンドロ・カレガリは、歴史的な研究から「コメディア・デルアルテ」(伝統的喜劇)の典型的な仮面や鮮やかな色彩で彩られたバウタを再現することから、夢のあるハイセンスな装飾まで手掛けています。

ヴェネチア仮面 作製実演

アレッサンドロ・カレガリ

Alessandro Callegari

仮面職人
アレッサンドロ・カレガリは1989年から自身の工房で職人として働き始めました。
ヴェニスの職人協会に最年少のマスケレル(仮面職人)として名を連ねる彼は、伝統の研究、創造力 並びに 伝統的な手作業や装飾技術の復刻に関して注目されています。
「IL TEATRINO イル・テアトリーノ(小さな劇場)」という意味深い名前の彼の工房や彼の創作品は、瞬く間に、伝統的な職人技によって作られた品質良さや高級感という評価を得、ペーパマッシュや革を使った製品はオーストラリア、日本並びにヨーロッパ全体へと輸出されるようになりました。
カレガリはモナコ市街ヴィラ・デステで開催されるヴェネチアン・カーニヴァルをプロモーションする一大イヴェント、「ヴェネチアン・ストリート・マーケット」に参加しています。
彼は、千年から続く職人の伝統を振興する機会として、ヨーロッパ中で開催される、文化的な催事や、大ヴェネチア展やストリート・マーケットに協力、貢献をしています。
2001年と2002年に ドイツ・ニュールンベルグで開催された「ヴェネチアン・トレードフェアとストリート・マーケット」は特筆すべき催事でした。
アレッサンドロ・カレガリは、ミラノやフローレンス(フィレンツェ)の本格的な商業見本市にも参加しています。
ドイツ・ハノーバーでの国際的な催事、「Info 2002」でも、彼の勤勉さとその製作能力は広く知れ渡り、成功をおさめました。

関連イベント

ヴェネチア仮面祭

会期:2018年12月27日から2019年4月8日
(2019年1月15日から1月25日は休館とさせていただきます)
ヴェネチア仮面祭は世界三大カーニバルのひとつ、世界の人々が集まりいつもと違う自分を楽しみます。
箱根ガラスの森美術館では本場ヴェネチアで作られた仮面やマントを身につけて記念撮影などをお楽しみ頂けます。

ヴェネチア仮面作成工房

期間限定:2018年12月27日から2019年4月8日
(2019年1月15日から1月25日は休館とさせていただきます)
世界に一つだけのオリジナル仮面
無地の仮面と模様をお選びいただきオリジナル仮面をお作りいただけます。

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