Inheriting, Shaping, Sharing: The DNA of Venetian Glass
箱根ガラスの森美術館 2026年早春 所蔵作品展
ヴェネチアン・グラスの伝統技法に改めて触れながら、その魅力に惹かれ、技をつなぎ・つむぎ・つたえている現代作家にスポットを当て、所蔵作品をご紹介いたします。
Inheriting, Shaping, Sharing: The DNA of Venetian Glass
箱根ガラスの森美術館 2026年早春 所蔵作品展
ヴェネチアン・グラスの伝統技法に改めて触れながら、その魅力に惹かれ、技をつなぎ・つむぎ・つたえている現代作家にスポットを当て、所蔵作品をご紹介いたします。
Inheriting, Shaping, Sharing: The DNA of Venetian Glass
箱根ガラスの森美術館 2026年早春 所蔵作品展
ヴェネチアン・グラスの伝統技法に改めて触れながら、その魅力に惹かれ、技をつなぎ・つむぎ・つたえている現代作家にスポットを当て、所蔵作品をご紹介いたします。
Inheriting, Shaping, Sharing: The DNA of Venetian Glass
箱根ガラスの森美術館 2026年早春 所蔵作品展
ヴェネチアン・グラスの伝統技法に改めて触れながら、その魅力に惹かれ、技をつなぎ・つむぎ・つたえている現代作家にスポットを当て、所蔵作品をご紹介いたします。


会期:2026年1月24日(土)から4月12日(日)
優れた吹きガラスの技術で芸術品としての価値を極めたヴェネチアン・グラス。ガラス職人たちが生み出した装飾技法は、現代のガラス工芸へと続く基礎となりました。どんなに優れた技であっても、それを次世代へと伝えることの難しさに直面するなか、ヴェネチアン・グラスは、今日までおよそ1000年以上、そのDNAが脈々とつながれています。
ヴェネチアン・グラスの技法は現在、世界各地でその技に魅せられた作家たちにより制作に取り入れられています。ヴェネチアのDNAを受け継いだ作品は、本場ヴェネチアでも高く評価されています。
今回は、改めてヴェネチアン・グラスの伝統技法についても触れながら、ヴェネチアン・グラスに憧れてその技をつなぎ、つむぎ、つたえている現代作家にスポットをあて所蔵作品を紹介致します。また、ヴェネチアが発祥のガラスビーズで立体的な花を制作するビーズフラワーに魅せられ、唯一の後継者としてその技を託された、ビーズフラワーデザイナーの下永瀬美奈子氏の作品を特別に展示致します。現在、活躍している国内外の現代作家による、ヴェネチアン・グラスのDNAを未来へと伝える作品をご覧ください。


会期:2026年1月24日(土)から4月12日(日)
優れた吹きガラスの技術で芸術品としての価値を極めたヴェネチアン・グラス。ガラス職人たちが生み出した装飾技法は、現代のガラス工芸へと続く基礎となりました。どんなに優れた技であっても、それを次世代へと伝えることの難しさに直面するなか、ヴェネチアン・グラスは、今日までおよそ1000年以上、そのDNAが脈々とつながれています。
ヴェネチアン・グラスの技法は現在、世界各地でその技に魅せられた作家たちにより制作に取り入れられています。ヴェネチアのDNAを受け継いだ作品は、本場ヴェネチアでも高く評価されています。
今回は、改めてヴェネチアン・グラスの伝統技法についても触れながら、ヴェネチアン・グラスに憧れてその技をつなぎ、つむぎ、つたえている現代作家にスポットをあて所蔵作品を紹介致します。また、ヴェネチアが発祥のガラスビーズで立体的な花を制作するビーズフラワーに魅せられ、唯一の後継者としてその技を託された、ビーズフラワーデザイナーの下永瀬美奈子氏の作品を特別に展示致します。現在、活躍している国内外の現代作家による、ヴェネチアン・グラスのDNAを未来へと伝える作品をご覧ください。
第1章「現代にみるヴェネチアン・グラスの姿」
ヴェネチアン・グラスは、今日までおよそ1000年の歴史をつないできました。ヴェネチアのガラス職人たちが生み出し、ガラスを芸術品の域へと高めた装飾技法の数々は、今もガラスで芸術表現に挑む現代作家たちによって作品のなかに息づいています。日本をはじめ、世界のガラス作家たちは、現代へとつながれた技を学ぶだけでなく、それを進化させながら独自の美を追求しています。そして、ヴェネチアの伝統技法とそれぞれのルーツとが融合した彼らの作品は、本場ヴェネチアでも高く評価され、次の世代へとヴェネチアン・グラスの遺伝子をつないでいます。
今回はヴェネチアが発祥のガラスビーズで、立体的な花を制作するビーズフラワーに魅せられ、唯一の後継者としてその技を託された、ビーズフラワーデザイナーの下永瀬美奈子氏の作品を特別に展示します。この章では、ヴェネチアン・グラスを未来へとつなぐ現代作家たちの作品を紹介します。レース・グラスやミルフィオリ・グラスなどのヴェネチアン・グラスのDNAを受け継いだ作品の数々をご覧ください。


復興の桜
2025年 下永瀬美奈子 (個人蔵)


ゴンドラ
1996年 リノ・タリアピエトラ


ムッリーネ標本箱1995-2021
2021年 潮工房/江波冨士子
第1章「現代にみるヴェネチアン・グラスの姿」
ヴェネチアン・グラスは、今日までおよそ1000年の歴史をつないできました。ヴェネチアのガラス職人たちが生み出し、ガラスを芸術品の域へと高めた装飾技法の数々は、今もガラスで芸術表現に挑む現代作家たちによって作品のなかに息づいています。日本をはじめ、世界のガラス作家たちは、現代へとつながれた技を学ぶだけでなく、それを進化させながら独自の美を追求しています。そして、ヴェネチアの伝統技法とそれぞれのルーツとが融合した彼らの作品は、本場ヴェネチアでも高く評価され、次の世代へとヴェネチアン・グラスの遺伝子をつないでいます。
今回はヴェネチアが発祥のガラスビーズで、立体的な花を制作するビーズフラワーに魅せられ、唯一の後継者としてその技を託された、ビーズフラワーデザイナーの下永瀬美奈子氏の作品を特別に展示します。この章では、ヴェネチアン・グラスを未来へとつなぐ現代作家たちの作品を紹介します。レース・グラスやミルフィオリ・グラスなどのヴェネチアン・グラスのDNAを受け継いだ作品の数々をご覧ください。


復興の桜
2025年 下永瀬美奈子 (個人蔵)


ゴンドラ
1996年 リノ・タリアピエトラ


ムッリーネ標本箱1995-2021
2021年 潮工房/江波冨士子
第2章「ヴェネチアン・グラスの伝統技法」


ミルフィオリ・レース双耳瓶
1915年頃 エルコレ・バロヴィエール
ヴェネチアのガラス制作は、7~8世紀には始まっていたと考えられ、10世紀の文書にはガラス職人の記録が残されています。その歴史は1291年 ヴェネチア共和国によるガラス職人のムラーノ島への強制移住で大きく動きます。東西交易で財を築いていた共和国は、市場の動向からヴェネチア製のガラスは主力商品になると位置づけ、ガラス職人たちを国の管理下に置きました。
ルネサンス期に入り貴族文化が花開くと、貴族たちがヴェネチアン・グラスの最大の顧客となりました。彼らのあらゆる趣味嗜好に合わせるため、ガラス職人たちはこれまでにない技法を次々と紡いでいきます。器の表面にルネサンス絵画を描いたり、水晶への憧憬からガラスを無色透明にする技法を考案したり、襟や袖を飾る純白のレース編みの流行からはガラスでレース模様を紡ぐ技法などが、15~16世紀に生み出されました。この時代に芸術品としての価値を極めたヴェネチアン・グラスは、ヨーロッパのガラス市場を約9割も独占する程に急成長を遂げました。この章では、ヴェネチアのガラス職人がつむぎ、今日では伝統技法となったエナメル彩やクリスタッロ、レース・グラスなど革新的な技法で作られた作品を紹介します。


レース・グラス蓋付容器
16世紀 ヴェネチア


人物行列文壺
1500年頃 ヴェネチア
第2章「ヴェネチアン・グラスの伝統技法」


ミルフィオリ・レース双耳瓶
1915年頃 エルコレ・バロヴィエール
ヴェネチアのガラス制作は、7~8世紀には始まっていたと考えられ、10世紀の文書にはガラス職人の記録が残されています。その歴史は1291年 ヴェネチア共和国によるガラス職人のムラーノ島への強制移住で大きく動きます。東西交易で財を築いていた共和国は、市場の動向からヴェネチア製のガラスは主力商品になると位置づけ、ガラス職人たちを国の管理下に置きました。
ルネサンス期に入り貴族文化が花開くと、貴族たちがヴェネチアン・グラスの最大の顧客となりました。彼らのあらゆる趣味嗜好に合わせるため、ガラス職人たちはこれまでにない技法を次々と紡いでいきます。器の表面にルネサンス絵画を描いたり、水晶への憧憬からガラスを無色透明にする技法を考案したり、襟や袖を飾る純白のレース編みの流行からはガラスでレース模様を紡ぐ技法などが、15~16世紀に生み出されました。この時代に芸術品としての価値を極めたヴェネチアン・グラスは、ヨーロッパのガラス市場を約9割も独占する程に急成長を遂げました。この章では、ヴェネチアのガラス職人がつむぎ、今日では伝統技法となったエナメル彩やクリスタッロ、レース・グラスなど革新的な技法で作られた作品を紹介します。


レース・グラス蓋付容器
16世紀 ヴェネチア


人物行列文壺
1500年頃 ヴェネチア
第3章「ヴェネチア様式のガラスの誕生」
代々、職人たちは、ヴェネチアン・グラスの技法を一子相伝で守り、ヴェネチア共和国もまた国外への流出に目を光らせていました。しかし一方で、ヴェネチアン・グラスの研究や高額な報奨金で引き抜かれたガラス職人によって、技法は徐々に流出していきました。さらにガラス製造法をまとめた書籍「ラルテ・ヴェトラリア(1612年A.ネッリ著)が出版されると様々な言語に翻訳され、ヴェネチアの技法は多くの人々に知られることになります。
技法の広がりとともに、各地でファソン・ド・ヴェニーズ(ヴェネチア風)と呼ばれるヴェネチア様式のガラス器が作られました。なかでもレース・グラスやドラゴン・ステムなどの技法は、ヴェネチアン・グラスに匹敵するほど良質になり、ヴェネチアン・グラスに強い憧れを抱く貴族にも受け入れられヨーロッパで人気を博しました。以後、地域の特色を活かしたガラス制作へと発展し、チェコやイギリスなどヨーロッパ各地でガラス工芸が成長していきます。この章では、ヨーロッパ諸国がガラス器や職人、書籍などによりヴェネチアから伝わった技法で制作し、ヴェネチアン・グラスのDNAを引き継いだファソン・ド・ヴェニーズの作品を紹介します。


ドラゴン・ステム・ゴブレット
17世紀 ベルギー(アントワープ)


ダイヤモンド・ポイント彫り草花文ワイングラス
17世紀 ヴェネチア又はネーデルランド


レース・グラス・ゴブレット
18世紀 ドイツ
第3章「ヴェネチア様式のガラスの誕生」
代々、職人たちは、ヴェネチアン・グラスの技法を一子相伝で守り、ヴェネチア共和国もまた国外への流出に目を光らせていました。しかし一方で、ヴェネチアン・グラスの研究や高額な報奨金で引き抜かれたガラス職人によって、技法は徐々に流出していきました。さらにガラス製造法をまとめた書籍「ラルテ・ヴェトラリア(1612年A.ネッリ著)が出版されると様々な言語に翻訳され、ヴェネチアの技法は多くの人々に知られることになります。
技法の広がりとともに、各地でファソン・ド・ヴェニーズ(ヴェネチア風)と呼ばれるヴェネチア様式のガラス器が作られました。なかでもレース・グラスやドラゴン・ステムなどの技法は、ヴェネチアン・グラスに匹敵するほど良質になり、ヴェネチアン・グラスに強い憧れを抱く貴族にも受け入れられヨーロッパで人気を博しました。以後、地域の特色を活かしたガラス制作へと発展し、チェコやイギリスなどヨーロッパ各地でガラス工芸が成長していきます。この章では、ヨーロッパ諸国がガラス器や職人、書籍などによりヴェネチアから伝わった技法で制作し、ヴェネチアン・グラスのDNAを引き継いだファソン・ド・ヴェニーズの作品を紹介します。


ドラゴン・ステム・ゴブレット
17世紀 ベルギー(アントワープ)


ダイヤモンド・ポイント彫り草花文ワイングラス
17世紀 ヴェネチア又はネーデルランド


レース・グラス・ゴブレット
18世紀 ドイツ
つなぐ・つむぐ・つたえる ヴェネチアン・グラスのDNA
2026年早春 所蔵作品展
| 会期 | 2026年1月24日(土)から4月12日(日)(会期中無休) |
|---|---|
| 時間 | 午前10時~午後5時30分(入館は閉館の30分前まで) |
| 会場 | 箱根ガラスの森美術館 |
| 主催 | 箱根ガラスの森美術館 |
| 入館料 | 一般1,800円 高大生1,300円 小中生600円(税込) |
| 会期 | 2026年1月24日(土)から4月12日(日)(会期中無休) |
|---|---|
| 時間 | 午前10時~午後5時30分(入館は閉館の30分前まで) |
| 会場 | 箱根ガラスの森美術館 |
| 主催 | 箱根ガラスの森美術館 |
| 入館料 | 一般1,800円 高大生1,300円 小中生600円(税込) |
※開催期間、出品作品等が変更される場合がございます。
つなぐ・つむぐ・つたえる ヴェネチアン・グラスのDNA
2026年早春 所蔵作品展
| 会期 | 2026年1月24日(土)から4月12日(日)(会期中無休) |
|---|---|
| 時間 | 午前10時~午後5時30分(入館は閉館の30分前まで) |
| 会場 | 箱根ガラスの森美術館 |
| 主催 | 箱根ガラスの森美術館 |
| 入館料 | 一般1,800円 高大生1,300円 小中生600円(税込) |
| 会期 | 2026年1月24日(土)から4月12日(日)(会期中無休) |
|---|---|
| 時間 | 午前10時~午後5時30分(入館は閉館の30分前まで) |
| 会場 | 箱根ガラスの森美術館 |
| 主催 | 箱根ガラスの森美術館 |
| 入館料 | 一般1,800円 高大生1,300円 小中生600円(税込) |
※開催期間、出品作品等が変更される場合がございます。

