箱根ガラスの森美術館(館長 岩田正崔) では2008年12月28日(日)から2009年3月31日(火)までの間、企画展
「カルネヴァーレ ~ヴェネチアン・グラスが誘うカーニバル~」を開催致しております。18世紀、ヴェネチアはクリスマスからほぼ半年、様々な祭りが間をあけずに行なわれていました。中でも一番長い期間行なわれたのが、カルネヴァーレ(カーニバル)です。ヴェネチアのカルネヴァーレの特徴と言えば仮面です。仮面をつけることによって、身分や年齢、性別さえ隠してしまいました。仮面が全てを覆い隠した祭りをヴェネチアの人々はどのように過ごしたのでしょう。
本展ではヴェネチアン・グラスとともに、カルネヴァーレの期間中に行なわれた三つのイベントをご紹介します。また、道化研究家 むらいこうじ氏からお借りした、喜劇 コメディア・デラルテで実際に使用された仮面を展示しています。
構成
○コメディア・デラルテ○
貴賎を問わず老若男女が楽しんだ喜劇 コメディア・デラルテを、実際に舞台で使われた仮面と
登場人物をかたどった人形とともにご紹介いたします。
○仮面舞踏会○
貴族たちが過ごした、カルネヴァーレの優雅な夜の世界 仮面舞踏会を、ワイングラスやガラ
スの人形で表現しました。
○リドット○
カルネヴァーレの間、貴族たちが最も熱狂した遊興場 リドット。その中に設けられたサロンを
イメージし、ティーカップやコンポートとともにご紹介致します。
《 概 要 》
展覧会名:『カルネヴァーレ ~ヴェネチアン・グラスが誘うカーニバル~』
会 期: 2008 年12月28日(日)~2009年3月31日(火)
会 場: 箱根ガラスの森美術館
出品作品: コメディア・デラルテの仮面、ガラスの人形、ティーカップなど36点
入 館 料: 一般1300円、大高生1100円、小中生800円
開館時間: 午前9:00~午後5:30(入館は午後5:00まで)
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