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展示作品のご案内:花鳥装飾レース・グラス蓋付ゴブレット(再現作品)

展示作品のご案内
花鳥装飾レース・グラス蓋付ゴブレット(再現作品)
(2026年|ヴェネチア|ダヴィデ・フイン)
18世紀ローマで活躍したガブリエーレ・サルチの静物画《果物、クリスタルガラスと楽器》に描かれた蓋付ゴブレットの再現作品。再現にあたっては、ガブリエーレ・サルチの静物画のゴブレットと近い特徴を持つ、コペンハーゲン近郊のローゼンボー城所蔵の18世紀の装飾ゴブレットを参考にした。本作は描かれたガラスの器全体に用いられたレティチェッロと呼ばれる格子模様のレース・グラスを緻密に再現している。また蓋の上部とステムの描写をみてみると、繊細な孔雀の造形と青と白の色ガラスを用いた花の造形が施され、ゴブレットの至る所に技巧の限りが尽くされた作品であったことが分かる。現代のマエストロであるダヴィデ・フインが80cmを超える名作に挑み、みごとに再現した。
特別企画展「描かれたヴェネチアン・グラス」
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2026/
会期:2026年7月18日(土)から2027年1月11日(祝・月)まで(会期中無休)
展示作品のご紹介:龍形脚花器
展示作品のご紹介:龍装飾ドルフィン形水差

展示作品のご紹介:龍装飾ドルフィン形水差
(19世紀|ヴェネチア)
龍の落し子の装飾がついたドルフィン形の水差。龍の落し子は無色透明ガラスで作られ、ピンク色の舌、中心が黒く周りが黄色の目がつけられている。ドルフィンは、緑色のガラスで作られ、ヒレ、口、頭部は無色透明に、金箔熔着のガラスで作られている。龍の落し子、ドルフィンとも縦モールがつけられ、金箔熔着されている。
2026年初夏 所蔵作品展:ヴェネチアン・グラスでみせる驚異の部屋
会期:2026年4月18日(土)から7月12日(日)
https://hakone-garasunomori.jp/event/2026_venetianglass_cabinetofcuriosities/
展示作品のご紹介:ドルフィン形脚赤色コンポート

展示作品のご紹介:ドルフィン形脚赤色コンポート
(19世紀|ヴェネチア/サルヴィアーティ工房)
ルビー・グラスと呼ばれ、金を用いて赤く発色させた金赤ガラスで作られたコンポート。金赤ガラスは17世紀初頭に出版されたアントニオ・ネリ(1576-1614)の『ラルテ・ヴェトラリア』( ガラス製造術)で紹介され、そのドイツ語訳を行なったヨハン・クンケルが実用化している。型吹きで菱形文が施された坏身は光を屈折させ、カットガラスのような輝きを放っている。坏身と台は、無色透明のガラスに金箔熔着し、ホットワークで制作された可愛らしいドルフィン形の脚でつながれている。
2026年初夏 所蔵作品展:ヴェネチアン・グラスでみせる驚異の部屋
会期:2026年4月18日(土)から7月12日(日)
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/2026_venetianglass_cabinetofcuriosities/
展示作品の御紹介:白鳥装飾脚キャンドル・スタンド一対

展示作品の御紹介:白鳥装飾脚キャンドル・スタンド一対
(19世紀|ヴェネチア)
6枚の葉からなる台の上にホローノップ、その上に白鳥が3羽熔着されている。上部は花のような形の受け皿に、壷形の燭台がついていて、全体的にピンクがかったガラスに金箔熔着が施されている。
2026年初夏 所蔵作品展:ヴェネチアン・グラスでみせる驚異の部屋
会期:2026年4月18日(土)から7月12日(日)
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/2026_venetianglass_cabinetofcuriosities/
開館30周年記念 特別企画展「描かれたヴェネチアン・グラス~箱根ガラスの森美術館コレクション~」
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開館30周年記念 特別企画展「描かれたヴェネチアン・グラス~箱根ガラスの森美術館コレクション~」
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2026/
会期:2026年7月18日(土)から2027年1月11日(祝・月)まで(会期中無休)
西洋絵画に描かれたヴェネチアン・グラスの数々を手がかりに、その歴史をたどりながら、箱根ガラスの森美術館所蔵の名品を新たな視点から紹介します。
展示作品のご紹介:コア・グラス香油瓶

展示作品のご紹介:コア・グラス香油瓶
(紀元前6世紀~紀元前5世紀|東地中海沿岸域)
吹きガラス技法が始まる以前のガラス成形法である、コア・テクニックによる香油瓶。ガラス製造の歴史は、4000年以上前に小さな装飾品から始まり、紀元前16世紀中頃から西アジアやエジプトで容器が制作されるようになった。この作品は、ラピスラズリのような色合いの本体に、黄色や水色のガラスを巻き付けて装飾している。
ラピスラズリは、人類が宝飾品や顔料として使用してきた最古の鉱物の一つと考えられており、ツタンカーメンの黄金のマスクにも使用されている。ガラスの用途の起源が貴石などの代用品であったことから、青色系統のガラス容器が多く作られた。
2026年初夏 所蔵作品展
ヴェネチアン・グラスでみせる驚異の部屋 ~世界の創生~
https://hakone-garasunomori.jp/event/archive/2026_venetianglass_cabinetofcuriosities/
描かれたヴェネチアン・グラス~箱根ガラスの森美術館コレクション~


【予告】
開館30周年記念 特別企画展
描かれたヴェネチアン・グラス~箱根ガラスの森美術館コレクション~
会期:2026年7月18日(土)~2027年1月11日(祝・月)/会期中無休
今日われわれの身のまわりにはあらゆるところにガラスが使われ、あたかも水や空気と同じようにありふれた存在となっています。しかしガラスは人間の意志と英知によって創りだされた最初の人工の素材のひとつであり、人間と共に約4000年の歴史があります。
同じく人間が遺した古今東西の絵画の中にはしばしばガラスが描かれ、そこから私たちはどのような形のガラス器がいつごろから作られ、どのように使われていたのかを知ることができます。つまり「描かれたガラス器」はそのまま「ガラスの歴史」であるといえます。
本展は西洋絵画の中に「描かれたヴェネチアン・グラス」を手がかりに、その歴史をたどりつつ、箱根ガラスの森美術館が所蔵する名品の数々を新たな視点から紹介する試みです。
※本展で紹介する絵画作品は、すべて複製品による展示です。
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