Blog 箱根ガラスの森美術館ブログ
カテゴリ
新着記事
アーカイブ
展示作品のご紹介:花器

花器
(1902~1903年頃│ボヘミア、レッツ工房│町田市立博物館所蔵)
花弁に葉が巻き付いたような造形は、芸術作品の造形に植物や貝など自然物のモチーフを応用するアールヌーヴォー期の流行を反映している。デュッセルドルフ応用芸術美術館に所蔵されている類似の作品は口縁部が水平だが、この作品は花弁のように波状に加工され、より植物の造形に近づけられている。
特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
会期:2025年7月18日(金)から2026年1月12日(月・祝)
※2025年9月30日(火)は施設整備のため休館いたします。
詳細:https://hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
展示作品のご紹介:ドルフィン形脚赤色コンポート

ドルフィン形脚赤色コンポート
(19世紀|ヴェネチア/サルヴィアーティ工房)
ルビー・グラスと呼ばれ、金を用いて赤く発色させた金赤ガラスで作られたコンポート。金赤ガラスは17世紀初頭に出版されたアントニオ・ネリ(1576-1614)の『ラルテ・ヴェトラリア』( ガラス製造術)で紹介され、そのドイツ語訳を行なったヨハン・クンケルが実用化している。型吹きで菱形文が施された坏身は光を屈折させ、カットガラスのような輝きを放っている。坏身と台は、無色透明のガラスに金箔熔着し、ホットワークで制作された可愛らしいドルフィン形の脚でつながれている。
特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
会期:2025年7月18日(金)から2026年1月12日(月・祝)
※2025年9月30日(火)は施設整備のため休館いたします。
詳細:https://hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
展示作品のご紹介:螺鈿細工五段重箱

螺鈿細工五段重箱
(明治時代|日本│金子皓彦コレクション)
アワビの貝殻から精巧に切り出された貝片を用いた螺鈿細工の五段重箱。大小異なる貝片は均一な厚さに仕上げられ、茶色の漆で繊細に縁取られています。内側は黒漆で塗り上げられ、素材へのこだわりと職人技の精緻さが際立つ逸品です。
特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
https://hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
会期:2025年7月18日(金)から2026年1月12日(月・祝)
※2025年9月30日(火曜日) 施設整備のため休館いたします。
展示作品のご紹介:アヴェンチュリン・グラス・ゴブレット

アヴェンチュリン・グラス・ゴブレット
(1900年頃|ヴェネチア)
砂金のように輝くアヴェンチュリン・グラスを用いて制作した、線状模様のレース・グラスのゴブレット。
17世紀に発明されたアヴェンチュリン・グラスは、19世紀初頭にピエトロ・ビガリア(1786-1876)らの復元によって再度注目を集めた。19世紀中頃のサルヴィアーティ工房の作例に、この作品のような脚部に獅子文が型押しされたゴブレットが登場する。
特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
https://hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
会期:2025年7月18日(金)から2026年1月12日(月・祝)
※2025年9月30日(火曜日) 施設整備のため休館いたします。
展示作品のご紹介:アヴェンチュリン・マーブル・グラス碗

アヴェンチュリン・マーブル・グラス碗
(17世紀|ヴェネチア)
マーブル・グラスの表面に、アヴェンチュリン・グラスを熔着し、鉱石のなかで輝く砂金のような模様を表現している。マーブル・グラスは15世紀後半にヴェネチアの名工アンジェロ・バロヴィエール(1400-1460)によって発明されたと伝えられているが、アヴェンチュリン・グラスの発明は17世紀に入ってからのことであった。イタリアのガラス工芸史家ルイジ・ゼッキンの説によると、その発明はジョヴァンニ・ダルディウム(1586-1654)によるものだという。ヴェネチアのマーブル・グラス(カルチェドーニオ・グラス)は、当時のイタリアをはじめヨーロッパの人々が、ヴェネチアン・グラスの中で最も貴重視するガラス器の一つであった。
特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
https://hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
会期:2025年7月18日(金)から2026年1月12日(月・祝)
展示作品のご紹介:マーブル・グラス・デカンター


マーブル・グラス・デカンター
(16~17世紀|ヴェネチア)
15世紀末から17世紀にかけてヴェネチアで作り出されたマーブル・グラスは、色彩が微妙に変化する美しさが注目された。この独特の色模様は、ガラスに混入した銀イオンの熱による変化によって生じたもので、一種の耀変ガラスである。実際に原料代も高く、制作にも特別な仕様が必要であった。とくにヴェネチアのガラス工房では、この種のガラスを「カルチェドーニオ(玉髄)」と称して、極めて高い評価を与えており、光を透過すると美しい夕日のような赤色を発色する。
特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」




特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
会期:2025年7月18日(金)から2026年1月12日(月・祝)
自然が生み出す神秘的な色彩と輝きは、いつの時代も私たちを虜にし、職人たちの創作の原動力となってきました。本展ではガラスと貝細工という異なる工芸作品を通して「きらめきと色彩の神秘」に迫ります。
ダイヤモンド・ポイント彫りレース文坏

ダイヤモンド・ポイント彫りレース文坏
(16世紀|ヴェネチア)
坏身にヴェネチアン・カットワーク・レースの文様を線刻した脚部の高いガラス坏。ヴェロネーゼやカラヴァッジョの絵画中にも、この形状の無色透明なガラス坏に葡萄酒が注がれた様子が描かれている。
ガラス脚部にはヴェネチア共和国を象徴する型吹きされた獅子面の中空ステムが付けられ、台部にも線刻が施されている。16世紀初めに、ヴェネチアから始まったダイヤモンド・ポイント彫りは、元々ヴェネチアの名高いレースの美しいデザインをガラスにうつし入れようとして創案されたもので、ダイヤモンドの尖端を使って透明なガラスの表面に細かい線を彫刻する方法である。
特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
特別企画展音声ガイド



特別企画展「軌跡のきらめき~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
音声ガイドをhololive DEV_IS「ReGLOSS」の儒烏風亭らでん氏にご担当いただきます。
■音声ガイド:14作品、約20分(無料)
会場内のQRコードをスマートフォンで読み取り、展示作品の解説をご鑑賞いただけます。専用アプリは不要で、通常のブラウザでご利用可能です。 ※会場内ではイヤホンのご使用、または音量を控えてご鑑賞ください。電波が不安定な場合は、FREE Wi-Fiをご利用いただけます。
会期:2025年7月18日~2026年1月12日
詳細:https://hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
- カテゴリ
- 新着記事
- アーカイブ






