Blog 箱根ガラスの森美術館ブログ
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展示作品のご紹介:花器
2025年09月03日 水曜 09時04分

花器
(1897年頃|ボヘミア/レッツ工房│町田市立博物館所蔵)
ヨハン・レッツ・ヴィトヴェ工房は、チェコ南西部のクラーシュテルスキー・ムリーン(クロスターミューレ)にあったガラス工房。19世紀末から20世紀初頭にかけて、金属酸化物をガラスに塗布し熱することで虹色の光沢をもたらすラスター彩技法を用い作品を制作した。ラスター彩技法自体はすでに多くのガラス製造業者に知られていたが、レッツ工房は独自の配合を開発し1898年に特許を取得している。また、工房オリジナルの装飾を「パピヨン」(蝶の意)や「フェノメーン」(現象の意)と名付け販売した。
特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
会期:2025年7月18日(金)から2026年1月12日(月・祝)
※2025年9月30日(火)は施設整備のため休館いたします。
詳細:https://hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
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