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2026年早春 所蔵作品展:つなぐ・つむぐ・つたえる ヴェネチアン・グラスのDNA
2025年12月24日 水曜 10時20分


2026年早春 所蔵作品展のお知らせ
「つなぐ・つむぐ・つたえる ヴェネチアン・グラスのDNA」
会期:2026年1月24日(土)~4月12日(日)
優れた吹きガラスの技術で芸術品としての価値を極めたヴェネチアン・グラス。
ガラス職人たちが生み出した装飾技法は、現代のガラス工芸へと続く基礎となりました。どんなに優れた技であっても、それを次世代へと伝えることの難しさに直面するなか、ヴェネチアン・グラスは、今日までおよそ1000年以上、そのDNAが脈々とつながれています。ヴェネチアン・グラスの技法は現在、世界各地でその技に魅せられた作家たちにより制作に取り入れています。ヴェネチアのDNAを受け継いだ作品は、本場ヴェネチアでも高く評価されています。
今回は、改めてヴェネチアン・グラスの伝統技法についても触れながら、ヴェネチアン・グラスに憧れてその技をつなぎ、つむぎ、つたえている現代作家にスポットをあて所蔵作品を紹介致します。また、ヴェネチアが発祥のガラスビーズで立体的な花を制作するビーズフラワーに魅せられ、唯一の後継者としてその技を託された、ビーズフラワーデザイナーの下永瀬美奈子氏の作品を特別に展示致します。現在、活躍している国内外の現代作家による、ヴェネチアン・グラスのDNAを未来へと伝える作品をご覧ください。
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