Blog 箱根ガラスの森美術館ブログ

野外展示作品のご紹介:パラッツォ・ドゥカーレ・シャンデリア

パラッツォ・ドゥカーレ・シャンデリア
Palazzo Ducale Chandelier
(1997年│デイル・チフーリ)
池の中央に位置する、高さ約2.7メートル・幅2.4メートルのシャンデリアは500以上のガラスパーツによって組み立てられた作品であり、地上から空へ向かって高くそびえる形態に特徴があります。
この作品は当館と「ヴェネチア市立ムラノガラス美術館」が1996年に姉妹提携を結んだ記念として制作されました。

■デイル・チフーリ(Dale Chihuly)
(1941年アメリカ ワシントン州タコマ生まれ)
現代ガラスアートの先駆者として世界で最も注目される作家のひとり。
ワシントン大学でテキスタイルデザイン、建築を学んでいる時にガラスに出会う。
1968年にはヴェネチアのムラノ島に留学、ヴェニーニ工房でヴェネチアン・グラスの伝統に強い影響を受ける。
‘マキア’(1981)‘ペルシャン’(1986)‘ヴェネチアン’(1988)などのシリーズ作品を発表し、アメリカ・デザイナー研究所賞、視覚芸術家賞などを受賞。
1992年には、アメリカで初めての人間国宝に認定される。

プロフィール

箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館は、緑豊かな箱根仙石原にあるヴェネチアン・グラス専門の美術館です。

〒250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
TEL:0460-86-3111
FAX:0460-86-3114

リンク