Blog 箱根ガラスの森美術館ブログ
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展示作品のご紹介:春 ガラスビーズ・フラワー
クリスタル・ガラスのクリスマスツリー
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11月 カフェレストランと美術館内の演奏スケジュール
展示作品のご紹介:コア・グラス双耳香油瓶

コア・グラス双耳香油瓶
(紀元前2世紀~紀元後1世紀|東地中海沿岸域)
コア・テクニックで作られたガラスはコア・グラスと呼ばれる。金属棒に耐火粘土でコアと呼ばれる芯を作り、その周りに熔けた色ガラスを巻き付けて成形する。そして冷ましてガラスが固まった後に、内部の耐火粘土を掻き出して器に仕上げていた。
特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
会期:2025年7月18日(金)から2026年1月12日(月・祝)
詳細:https://hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
ドージェ ニッコロ・マルチェッロのモザイク画

ドージェ ニッコロ・マルチェッロのモザイク画
Nicolò Marcello, Doge of Venice
1473~74年にドージェ (提督) の位にあった、ニッコロ・マルチェッロの肖像を中央に配したモザイク画です。
マルチェッロ提督の肖像は、 15~16世紀にかけてジェンティーレ・ベッリーニや、ティツィアーノなどのヴェネチア派の画家たちによって繰り返し描かれています。 おそらくこのモザイク画もヴェネチア派の工房で描かれた肖像画をモデルにしたものと思われます。
マルチェッロ提督は、金づくめの衣装をまとうことを好んだとてもお洒落な人物で、それ以降のドージェたちは、 彼にならって金の刺繍で裏打ちされたローブをまとうようになったと言われています。
野外展示作品のご紹介:パラッツォ・ドゥカーレ・シャンデリア



パラッツォ・ドゥカーレ・シャンデリア
Palazzo Ducale Chandelier
(1997年│デイル・チフーリ)
池の中央に位置する、高さ約2.7メートル・幅2.4メートルのシャンデリアは500以上のガラスパーツによって組み立てられた作品であり、地上から空へ向かって高くそびえる形態に特徴があります。
この作品は当館と「ヴェネチア市立ムラノガラス美術館」が1996年に姉妹提携を結んだ記念として制作されました。
■デイル・チフーリ(Dale Chihuly)
(1941年アメリカ ワシントン州タコマ生まれ)
現代ガラスアートの先駆者として世界で最も注目される作家のひとり。
ワシントン大学でテキスタイルデザイン、建築を学んでいる時にガラスに出会う。
1968年にはヴェネチアのムラノ島に留学、ヴェニーニ工房でヴェネチアン・グラスの伝統に強い影響を受ける。
‘マキア’(1981)‘ペルシャン’(1986)‘ヴェネチアン’(1988)などのシリーズ作品を発表し、アメリカ・デザイナー研究所賞、視覚芸術家賞などを受賞。
1992年には、アメリカで初めての人間国宝に認定される。
特別企画展「軌跡のきらめき~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」音声ガイド
展示作品のご紹介:コア・グラス香油瓶

コア・グラス香油瓶
(紀元前6世紀~紀元前5世紀|東地中海沿岸域)
吹きガラス技法が始まる以前のガラス成形法である、コア・テクニックによる香油瓶。ガラス製造の歴史は、4000年以上前に小さな装飾品から始まり、紀元前16世紀中頃から西アジアやエジプトで容器が制作されるようになった。この作品は、ラピスラズリのような色合いの本体に、黄色や水色のガラスを巻き付けて装飾している。
ラピスラズリは、人類が宝飾品や顔料として使用してきた最古の鉱物の一つと考えられており、ツタンカーメンの黄金のマスクにも使用されている。ガラスの用途の起源が貴石などの代用品であったことから、青色系統のガラス容器が多く作られた。
特別企画展「軌跡のきらめき ~神秘の光彩、ガラスと貝細工~」
会期:2025年7月18日(金)から2026年1月12日(月・祝)
詳細:https://hakone-garasunomori.jp/event/archive/exhibition_2025/
ジャム 宮崎マンゴー

「ジャム 宮崎マンゴー」
宮崎県産マンゴー100%使用。みずみずしい果肉の食感を残しながら、フレッシュな果実の美味しさをそのままジャムに仕立てました。とろける風味と、上品な香りが魅力。そのままデザートとしてもお楽しみいただけます。
箱根ガラスの森美術館、オンラインショップにて取り扱っております。
https://hakone-garasunomori-onlineshop.com/collections/grocery
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